環境への取り組み

21世紀は環境の世紀」と言われているように、環境に対する意識が地球規模で高まりつつある現在、環境保全に対する取り組みが企業の社会的責任として厳しく問われる時代になりました。
平成13年4月より「化学物質排出移動量届出制度」が実施され、化学物質を取り扱う事業者に対して取り扱う化学物質の排出量及び移動量、またそれらを把握ならびに記録し、それを公表することが義務付けられました。
当社もその主旨に賛同し「環境・安全・健康」に配慮したモノづくりを基本とし、活動を続けていくことを宣言します。

1. 環境と安全を支えるたくさんの設備

湿式塗装ブース

通常の乾式フィルタ塗装ブースに比べ集塵効率が非常に高くなります。
当社加工ラインでは全ての塗装ブースがこの湿式塗装ブースを導入しております。

湿式集合ブース

一度、湿式塗装ブースで集塵された排気をこの湿式集合ブースに集めます。
湿式塗装ブースでは取りきれなかった塗料ミストをさらに集塵します。

シャワー式粉塵処理装置

湿式集合ブースで処理した排気を、さらにこのシャワー式粉塵処理装置に集めます。
湿式集合ブースで処理された後の僅かに残る塗料ミストもこの装置で除去します。
※自社開発設備(各市町村届出承認済み)

剥離装置

塗装には対象物を塗装するための治具が必要不可欠です。
一般的には治具の洗浄は液体の化学薬品で行いますが、臭気が強く強アルカリまたは強酸性の薬品を使用する大変危険な作業です。
当社では環境・安全・健康に配慮し、現在国内に数台しかない高温処理剥離装置を導入しております。
また処理中に発生する排気ガスも約850℃~1000℃の高温処理で無害化しています。

有機物バイオ処理装置

各湿式塗装ブースに使用される水は徐々に塗料で汚れてきます。
当社ではその水を有機物バイオ処理装置を使い、廃棄サイクルを延長し産業廃棄物排出量削減に努めています。

2. 東邦化研から始まる次世代環境型塗装設備

未来の地球環境の為に、私たち東邦化研が今できること・・・。

たったひとつの工夫や努力が積み重なり、地球規模で環境保全の意識が高まってゆく。
そんな素敵な21世紀、私たちの世代を築きたい。
そんな思いから、私たち東邦化研は当社だけでなく、全国同種事業者様にも環境型塗装設備を発信しています。
自社開発の環境型塗装設備については、ぜひ一度ご相談ください。

3. 新しい挑戦、みんなで繋ぐECO活動

東邦化研では、当社事業の環境保全はもちろん、日本テクノ株式会社様のスマートメーターを導入し「電気の見える化」をおこない、全社員、従業員が一丸となり節電に取り組んでおります。

配色のスペシャリスト
東邦化研株式会社

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